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不二家がどうとか、みのもんたが言ってどうとかこうとかの騒ぎになったのが、まだ記憶に新しい、世事に疎い余であるが、その後も色々あったらしい。
最近は、赤福の賞味期限表示偽装から始まって、有名どころが、下手に騒がれる前に言ってしまえ的に、成分表示だとかそのへんのつっこまれそうなところを発表しまくっておるらしい。 無論、食い物は安全な方がいいに決まっておるわけであるが、不二家の時からそうなのだが、「じゃあ、誰か実際にハラ壊したのか?」というと、あんまりそういう話は聞かれないのである。 当然と言えば当然の話なのだが、赤福で偽装されていたのは、『賞味期限』なので、1日2日実際の日付と違っていたところで食えない状態にはならぬからである。 ちなみに、もう20年以上前だが、赤福をお土産で買ってきた父が、夏場に車のトランクに入れて忘れていたことがあり、それは流石に2日で目も当てられない状態になったが、まあ、さすがにそれはやりすぎというものである。 食い物というのは、製造直後から(加熱しないものなら製造中から)どんどん腐り続けるものである。 こういう言い方をすると誤解があるかもしれぬので、もう少し辞書的に言えば、腐敗というのは『腐敗細菌、真菌、酵母など微生物によってタンパク質などの窒素を含んだ有機物が分解されること』である。 この時、有機物を分解して、有害な物質を生成する細菌が大勢を占めていた場合、知らないで食うと食中毒の原因になる。 さて、賞味期間内の食べ物には、そうしたものは一切いないのかと言えば、全くそんなことはなくて、普通にいるのである。 まあ、ボツリヌスなどのガチで危険な細菌はいないにせよ、大腸菌などなら山ほどついておる。 しかしながら、人間も、少しでも有害な菌がいたら、即座に食中毒になっていたのでは、何も食えなくて滅亡するので、ある程度までならそういうのがついていても平気である。 白血球やらリンパ球やらが頑張って細菌を退治したり、毒素を尿から輩出したりするわけである。 それすらも上回るほどに、有害ものが体内に入ってきた場合には、緊急措置として、嘔吐したり、下痢をしたりする。 まあ、ようするに、100人中100人までが、ハラ壊さない程度にしか細菌が増殖しないと想定される期限が、消費期限というわけである。 賞味期限となると、これはもう純粋に、味やら風味やらの問題となるので、さらに短い。 だいたい、賞味期限だの消費期限だの、めんどくさい上にわかり難いので、表示は消費期限に一本化したらどうか。 そして、消費期限の判定は、実証主義の観点から、実際に人が食って判断するように変更すべきである。 流石に、保健所任せにするのは、人手不足の昨今、気が引けるので、判定に当っては製造者側が人柱を用意することにしようではないか。 市場規模や製造予定数などから計算して、必要な人柱数を決定しよう。 そして、日に3回、一度に食う標準的な量を食わせて、結果を見るのである。 無論、企業側も少しでも長いほうがよいであろうから、選りすぐりの精鋭を送り込んでくるかもしれぬ。 いわば、プロのアイアンストマックである。 だが、そうした逸材は、やはり環境もあるが、才能によるところが大きい。 需要があれば、プロダクションが出来るであろう。 アイアンストマック派遣会社である。 ただ、ハラを壊し難いというだけで、何の才能も訓練も必要なく、様々な企業から引っ張りダコのプロフェッショナルとして活躍できるのだ。 年齢も関係なく、技能も要らぬから、ホームレスやニートの諸君にも希望の光があるというものである。 新たな市場を生み出し、雇用問題も解決できるこの画期的な政策を福田首相も取り入れてよい。 まあ、その結果、消費期限は現実からかけはなれた物になるかもしれぬが、まあ、何事にもいい面と悪い面があるものである。 悪い面に直面した場合(想像図) SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2007-12-03 18:20
| 時事、政治
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