東方千年帝国協会:映画
2007-09-25T19:15:42+09:00
soutou_d
寺好きサイト
Excite Blog
映画『サラマンダー』
http://zenmind.exblog.jp/7356760/
2007-08-27T18:14:00+09:00
2007-09-25T19:15:42+09:00
2007-08-27T18:14:38+09:00
soutou_d
映画
マジで現代にドラゴンがいたらどうなるのよ、ねえ、アンタ! というようなテーマの怪獣映画である。
ちなみに、監督はホラー映画が好きらしい。
物語は、現代のイギリスから始まるが、主人公のクイン(この時は少年)が地下鉄工事の現場で最初の一匹のドラゴンを発見するや、瞬く間に全世界に広がり、各国の軍隊も力及ばず、とうとう核兵器まで使ってみたがやっぱりどうにも出来なくて、あっという間に人類は僅かな生き残りが細々と生き残っているだけの状態になるのである。
まあ、ここの経緯は、ダイジェストで見せられるだけなので、クドくはない。
そんなん、納得いかねえ! といわれても「そういう前提で見ろよ」という話である。
このあたりは、クドくはなくとも、物語の進行上は停滞している感があるので、やはり、客のほとんどが最初からゴジラのなんたるかを知っているゴジラものは、大変恵まれていると言ってよいだろう。
さて、大人になったクインは、砦と呼ばれる、ボロボロの鉄筋コンクリートの建物を再利用した施設のリーダーであり、ドラゴンの襲撃にそなえて様々な備えを怠らない切れ者であると同時に、一日の終わりには、親友とスターウォーズの名シーン(ルークとダースベイダーの例のシーン)を子供達の前で演じて見せたりする心優しいナイスガイである。
ここの段階でドラゴンについてわかっているのは
1.火が超熱い。あれは、2000度より高いね!
2.超食いしん坊。生でも食うけど、焼いてから灰を食うのも超好き!
3.超強い。普通に殺したことないし、死んだの見たことない。
ということである。
ドラゴンの造形については、簡単に言うと、リオレウスをちょっとスリムにした感じであるが、モンハンをやったことがない者には何のことかわからぬかと思う気がしないでもないが、面倒なので説明しない。
まあ、食うもの無くなったら冬眠しちゃう(最初に地下で発見されたのはそういう理由。恐竜を全部食ったら食うものがなくって冬眠した)ことはわかっているので、クイン的には、耐えに耐えてドラゴンの自滅を待つ予定であったが、確かに、有効な戦術ではあるにせよ、その通りに物語が進行すると、見ている方はつまらなくてDVDを引っこ抜いて窓から投げ捨ててしまうので、当然ながらそうそううまくは行かぬ。
まあ、あれやこれやあって、アメリカからやってきたヴァンザンとその部下200名が、タフなアメリカンぶりをみせてドラゴンを一匹倒したり、いろいろドラゴンを倒す裏技を教えてくれたり、でもやっぱり全滅したりするが、ありがちなので割愛する。
その後、砦も襲撃されて、砦の大人は殆ど死んでしまい、部下をほとんど失ったヴァンザンが戻ってきて、流石の兵糧攻め論者のクインも「あのドグサレ飛竜めが、タマとっちゃるけんのう」という具合に発奮してラストバトルなわけである。
さて、ヴァンザン情報から、この段階では、実はドラゴンにも弱点があることがわかっている。
1.ドラゴンの目は、夜も昼もよく見えるが、薄暮のときはよく見えない。
2.銃で撃ち殺すのは大変だが、飛んでるときに制御不能になって落っこちると骨折とか内臓破裂で死ぬ。
3.オスは一匹しかいないので、そのオスを殺れば勝ち。
とはいうものの、そのオスは、ボスキャラだけあって通常の倍はでかい上に、ブレスの威力が大変にアレであり、せっかく活躍しそうだった戦車や銛撃ち銃装備の装甲車などを一回のブレスで丸焼け(200名の部下も丸焼け)にするというチートキャラである。
さて、殺意の波動に目覚めたクインは、あの地下鉄で見た一匹がオスにちげえねえと見当をつけ、「居場所なら知っとるけえ、ロンドンまでつれてけや」と、唯一生き残った近代兵器であるところのヘリでヴァンザン、ヘリのパイロット(女性だが名前を忘れた。ヒロインなんだろうが影が薄い)の3人で、ドラゴンの巣になっているロンドンへカチコミを仕掛ける。
見つけた場所が巣で、そこから動かないという予想の根拠がないので、割と見ている方としては、そんなもんでいいんだろうと思わなくもないが、残り時間を見ると、慌てるような時間なのでしょうがない。
ちなみに、この時点で、手持ちの武器は、アサルトライフル×1、ボウガン×2、高性能爆薬付の矢×2、斧×1、クイン愛用のボルトアクションライフル×1という、実に残念な具合であり、期待していた、近代兵器とドラゴンのガチンコバトルは見られない。
ラストバトルは、口あけた瞬間に爆弾矢を撃ち込んでドカーンというありがちな結末を迎えるので、その辺はもうちょっと考えて欲しかった次第。
ちなみに、AKの7.62mmでも、象の頭蓋骨で止められてしまうことがあるそうで、さすがにあのサイズのドラゴンになると普通の小銃ではどうにもならない感はあるが、次回作があるなら、四連装の40mm対空砲VSドラゴンとか、そういうのを見たい。
とはいえ、オスは殺っちゃって人類大勝利になってしまったので、そういう場面が見られるとしたら、過去に戻って、ドラゴンと絶望的な戦いをしている各国の軍隊を描いたりしないと駄目であるな。
サラマンダーゼロに期待である。
余の見たいものはあんまり見られなかったが、ドラゴンの前提を受け入れるなら破綻も少ない良作であると言える。
もっとも、この手の映画は、ツッコミどころが多いほど売れるようであるが。
SPQEにより承認 書記:総統
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ポセイドンアドベンチャー(リメイク版)
http://zenmind.exblog.jp/5877999/
2006-10-16T19:17:00+09:00
2006-10-17T00:26:41+09:00
2006-10-16T19:10:54+09:00
soutou_d
映画
ポセイドン号の転覆が、テロリストの仕業ということにしてリメイクされた
ものであり、何となく先鋭的なアメリカ万歳主義が登場しそうでワクワクする内容だ。
元になったジーン・ハックマン主演のものと大きく異なるのは、ちょっと神父が年寄り気味であまり強くなさそうな点と、ろくでもないメリケン一家が出る点と、メリケンのテロ対策の人が出る点である。
ろくでもないメリケン一家は、父親が売れない小説家、母親はブティックのチェーン店の元締め、医学知識があるという設定の白痴姉、ビデオカメラを手放さない痛い弟によって構成されている。
家族旅行に来たという設定だが、家庭は崩壊寸前であり、冒頭からイライラが募るやり取りが繰り返される仕様になっておる。
そのうち、父親は、マッサージに来た巨乳マッサージ師とよせばいいのに浮気をはじめたり、白痴姉は色気づいて客船の医療担当に色目を使うなどの空気の読めなさを全力で発揮する。
無論、痛い弟も負けておらず、ビデオカメラ片手に船内を撮影しまくり、食堂の責任者(若いころ俳優を志したことがあるらしい)に気に入られて、どこでも撮影していいという許可を取り付ける。
まあ、おかげで、テロ計画の打ち合わせをしているところに運悪く踏み込んで殺されてしまった可哀想な人の死体を見つけることになるわけだが、直後に爆弾爆発のため、あまり意味なし。
ただし、カンだけで犯人を絞り込んだテロ対策の人が無警告でテロリストを射殺して、二つあった爆弾のうち一つの爆弾の爆発は未然に食い止められる。
でも、おまえ、それはどうなんだ。
船尾に大穴が空いたため、お約束どおりポセイドン号は転覆して逆さになってしまうのだが、70年代の無知な乗客と違って、21世紀の乗客は実に賢くなっており、転覆した理由から、現在の状況まで、正確に把握してみんなに伝える退役軍人(制服だったので現役か?)がいたりする。
おかげで、状況がわからなくて見てるほうもハラハラドキドキというものがなく、「いや、俺は大ホールに残るんだ」と主張する客室責任者がただの阿呆にしか見えなくて困る。
まあ、色々あって、船底(逆さになっているので水面側)まで逃げる神父と対テロの人とろくでもない家族と医療担当と、よくわかんない芸能人風のとその愛人であるが、我らが米国特殊部隊が助けにきているので、「逃げてきたけど、どーすんだよコンチクショー」というのが無い。
実にハッピーだ。
神父も、ジーンハックマンの時みたいに「ここまで頑張ってきたのに、そりゃねえだろ神さんよう」とヤケクソな頑張りを見せて死んだりしない。
え? ろくでもないメリケン一家?
途中で、夫婦の愛を再確認したり、家族の結束を再確認したりできた上に、巨乳の浮気相手は、はしごから落っこちておっ死んだんでハッピーエンド。
もっと、巨乳の立場も考えるべきではないか。
そんなようなわけで、要点をまとめると以下のようになるであろうか。
1.軍人は賢く勇敢である。
2.対テロの人は決断力があって頼りになる。
3.特殊部隊の人は格好いい。
4.家族の愛は大事である。
5.巨乳は死ね。
期待を裏切らない、アメリカ万歳主義を堪能できる一作であるが、巨乳を大事にしないのはよくない傾向である。
ぜひ、改めるべきだ。
SPQEにより承認 書記:総統
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マッハ!
http://zenmind.exblog.jp/4983019/
2006-06-11T19:43:00+09:00
2006-07-10T19:34:29+09:00
2006-06-11T19:43:15+09:00
soutou_d
映画
タイにおける善とは、正義とは、すべからく仏様である。
仏様を大事にしない奴は、どんな目に遭っても仕方がないのである。
日本も、一応古くからの仏教国であるが、日本人の感覚とは少々相容れぬものがあるな。
さて、ストーリーは貧乏くさい片田舎のナントカ村から始まる。
ナントカ村には偉い坊さんと有難い仏像があり、衣替えの儀式の真っ最中であった。
そこへ、ドンと名乗るチンピラがやってきて、村人に仏様の姿が刻まれたお守りを買い取ると持ちかけるが、信心深い村人は承知しない。
ドンはあきらめたかに見えたが、腹いせなのか手ぶらで帰るわけにはいかなかったのか、夜中に、有難い仏像の首をちょんぎって持って帰ってしまうのである。
信心深い村人達は、このままではどんな災いがあるかわからんということで、偉い坊さんからムエタイの奥義を授かっていたティンに仏像の首奪回に行かせるのであった。
まあ、ここまでならよかろう。
邦画でも洋画でもありそうなパターンだ。
問題は、このあと、ガチで村に災いが降りかかるということである。
タイで災いと言えば、日照りである。井戸が枯れるのである。タイ版ウルトラマンでもそうだった。
とはいえ、ドンがぶった切っていったのであるから、ドンに祟ればいいものを、仏様も融通の効かぬことである。
あるいは、仏様の災いは、日照りのみしかなく、バンコク在住のドンにはさほど意味がないという構造的欠陥をかかえているのかもしれない。
さて、ティンは、ムエタイの奥義を授けられただけあって、ムエタイ超人である。
余は、ムエタイのことはあまり知らぬのであるが、とりあえずヒジで頭を砕きに行く格闘技であることはよくわかった。諸君らも、タイ人と喧嘩になったら、ヒジで頭を砕かれないように注意した方がよいだろう。
残りのストーリーの方であるが、色々人情風味も効かせつつ、基本的に悪い奴が襲い掛かってくるので、ヒジとかヒザとかで世にも恐ろしい人体破壊を行うというのが基本構成であるので、深く考える必要はない。学生服を着たトシロウと称する格闘家など、笑いどころも十分だ。
ただ、早回しをしていない映像で、物凄い勢いで棒で殴られたり、てんこつにヒジ入れられた奴らがどうなったのか、時々は考えてあげた方がいいかもしれない。
昨今は東南アジアへ旅行へ行ったり、老後を物価の安い東南アジアで過ごしたりというようなこともあるようであるが、タイへ行くなら仏像と象には決して触れぬようにしたい。
うっかり傷などつけたら、地の果てまでもムエタイ超人が追いかけてくることになるであろう。
なお、スタッフロールは、アジアンスタンダードのNG集である。
SPQEにより承認 書記:総統
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サイレン FORBIDDEN SIREN
http://zenmind.exblog.jp/4142107/
2006-02-11T18:16:47+09:00
2006-02-11T18:20:17+09:00
2006-02-11T18:16:47+09:00
soutou_d
映画
映画の感想を婉曲的に説明すると、カツ丼を注文したのに、豚しゃぶが出てきた、というあたりであろう。
余はホラーを観に行ったのであり、ミステリーを観に行ったのではない。
しかし、料理人は山岡士郎気取りで「こっちの方が美味しいし健康にいい」と謝りもしない有様である。
なめんなボケ。
お前は、一生TRICK撮ってろ、バカ。
ちなみに、別の好意的な解釈をすれば、見れぬこともないが、それとて、サイレントヒル第一作目を、余の知人が「平和に暮らす闇の住人を、凶暴な主人公が鉄パイプで撲殺していくゲーム」と評したことが思い出されて感慨深いのみである。
ストーリーの概要はこうである。
森本レオとその子供が、転地療養で夜美島とかいう辺鄙な島へ行ったら、住民の態度は悪いし、なんか雰囲気悪いしで娘がもともとおかしかったのが本格的に発狂。
サイレンが聞こえるとか言い出して、架空の弟(弟は画面にちょくちょく現れるが、演技が大根の上に、姉の妄想だった)をつれて山の鉄塔に登って大暴れしたあと、落下するも奇跡的に生還。まったく、キチガイはどうしようもねえな、と思っている医者の後ろで意識を取り戻して虐殺開始、という按配である。
流行り神の映画化であるなら、「ああ、科学ルートだな」と納得してやらぬこともないが、これは、サイレンの映画化である。
余は、ゲーム経験が、ノベライズや映画化された作品を見るときに、かえって邪魔になることを、先日のモンスターハンターで学習したので、今回は、あえてサイレンを買わず、サイレン2も買わず、鑑賞したのであるが、甘かった。
サイレンの存在すら知らぬ状態で見る必要があったのだ。
作中で、いろいろ不思議な事が起きるが、結局それは、主人公である娘の妄想であるということで片付けられている。
ホラー風に見せて、最後でやっぱりミステリーでした、という仕組み自体を非難するつもりはないが、最後にミステリーでした、と言うならやはり見る側が、そうと気付けるようにせねばならぬわけであり、いくら、巻き戻し表現したところで納得できぬものは納得できぬわけである。
ずっとホラーで回して、最後だけミステリーを接ぐという構造は、あたかも、適当な映画を二つつないで別の映画を一個デッチあげる80年代テイストのヤケクソな映画のことを彷彿とさせる。
ちなみに、森本レオもココリコの片割れも、思ったほど酷くはなかったが大根である。
サイレンというブランドを外しても、ただの凡作であると言えよう。
まさしく、FORBIDDENである。
サブタイトル通り、一生、禁止しておくべきだと思った。
SPQEにより承認 書記:総統
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ヒトラー最後の12日間
http://zenmind.exblog.jp/3612104/
2005-10-12T20:26:05+09:00
2005-10-12T20:25:03+09:00
2005-10-12T20:24:39+09:00
soutou_d
映画
したがって、タイトルは、『秘書のドキドキ生き残り大作戦』とするのが正しい。
ストーリーは実に史実とされるものに忠実であるため、別段、余が説明する必要はない。
したがって、目に付いたステキ人物の紹介でもしておく。
インパクト賞は、やはり、文句無くゲッベルス夫人。
夫の方は、かつて当協会のFlash作品にて活躍いただいたが、いかんせん弱い。弱すぎる。せいぜい、国民突撃隊に無謀な攻撃を仕掛けさせて、「ありゃひでえよ。馬鹿かお前」と前線指揮官に詰め寄られて嫌味を言うぐらいの活躍しかせぬ。
ただ、史実では小男だったそうであるが、シークレットブーツをはいているのか、細身ながら長身であった。よかったな、宣伝相。
ゲッベルス夫人は登場してから死ぬまで、ナチ賛美の言葉を忘れない愉快な思想キチガイであるが、その極北ともいえるのが、子供を道連れに自殺するぜの巻であり、自分の娘や息子に睡眠薬を飲ませて眠らせた後、子供の口に毒薬のアンプルを突っ込み、顎を押さえて歯でアンプルを割らせて毒殺するのである。
実に静かに淡々と、パキンパキンと子供を殺すゲッベルス夫人の行為も嫌だが、目の据わり方も嫌だ。
恐るべき怖さを持った人物として描かれており、明らかに、ブチ切れて陸軍首脳をなじる伍長閣下より怖い。美人かもしれないが、ああいうのと結婚してはいけない。
他の戦争のシーンなどは、実にあっさり風味に人が死ぬため、ゲッベルス夫人の恐ろしさに全部もっていかれた感のあるこの映画であるが、見所はもう一つある。
前半あたりに、少年兵だけで構成された対戦車部隊が登場する。
この部隊に、金髪でおさげの少女も混ざっているのだが、これが実によろしい。
余も、未成年を徴兵して戦わせるぐらい負けが込む機会があれば、『成年に満たぬ女性兵士はすべておさげにすべし』という命令を真っ先に出したいと思う。
なお、秘書の人であるが、「ロシア兵と目を合わせてはいけない」という、SSの人の忠告を守り、無事ベルリンを脱出して、ばあさんになってからインタビューを受けている。
一応ハッピーエンドと言えなくもないので、悲劇が苦手な人も安心である。
なお、シナリオ分岐の予想であるが、冒頭、1942年に主人公の秘書の人が秘書試験に合格するシーンが入ったあと、いきなり1945年への年代ジャンプが発生する。
余は、この年代ジャンプをどうにか回避すればいけるのではないかと予想しておる。
SPQEにより承認 書記:総統
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ハッスル詣で
http://zenmind.exblog.jp/1620358/
2005-01-04T20:13:05+09:00
2005-01-04T20:13:24+09:00
2005-01-04T20:12:14+09:00
soutou_d
映画
本日の段階であまり力一杯ネタバレをするのもなんなので、ストーリー展開にはあまり触れぬようにするが、とりあえずあれだ。チャウ・シンチーはサイヤ人である。間違いない。
さて、ストーリーに触れぬとなると、何を書いたらいいのかさっぱりであるが、とりあえず今作中における強さのインフレ度について検討してみることにする。
まず、作品中、もっとも最初に倒された、名も無き巡査を1とする。
巡査は、4、5人が相手ながら、かなりの距離を飛ばされて『暴力撲滅(当然中国語なので字は違う)』の看板にぶつかる。
これは歴然たる力の差があるものと見てよいので巡査1に対し、ヤクザ'sが10ほどであろう。個人では各々2~3巡査といったところか。
さて、そのヤクザ'sは、その後も長く登場することになる斧頭幇に即やられてしまうのであるが、これはあまりに斧頭幇の人数が多すぎた為にノーカウントとする。
ただし、ヤクザ'sの親分は、斧頭幇の副長格のおっさんの投げ斧によって簡単に足を切り落とされてしまったため、おっさんの強さは親分が3として6はありそうだ。
ちなみに、斧頭幇の連中は、皆、黒いスーツを着用し、得物は斧である。
事が成ると斧頭幇のボス以下斧を片手にダンスする面白団体のようであるが、この後、斧頭幇のやることが成功することは無いのでもう見られない。
一方、主人公のチャウ・シンチーは、何一つ満足にできぬチンピラであり、貧乏人がまとまって住んでおるヤバいビル(無秩序に増改築しまくってる風)で恐喝をしようとするが、普通のおばさんとかにいいようにやられてしまう。
もしや達人村みたいなものなのかと思ったが、これは勘違いだったようであり、つまり、この段階で、主人公はおそらく1巡査にも満たぬ強さであると考えられる。
さて、色々あって、斧頭幇とヤバいビルの住人達が揉め事を起こす。
この時、土方と仕立て屋と麺屋が達人であると判明する。
カンフー映画において達人レベルに到達した人間とは、数十人の非達人を相手にしても平気であることが求められるため、この3人はそれぞれ300巡査程度と推察される。
この3人の間に技量的な差は無いが、やや若い土方はこのあと派遣される二人組の殺し屋(琴から真空波なりなんなりを飛ばして相手を斬る)に簡単にやられてしまうことから、変な拳法に対する知識の面で少々劣るのかもしれぬ。
さて、残り2人も、結局殺し屋にやられてしまうことから、2人組の殺し屋は400巡査づつぐらいには強いとみることが出来るが、直後、ただのうるさいオバハンと駄目な亭主と思われていたビル大家夫妻に秒殺されるため、この二人はさらに倍程度、すなわちこの夫婦は各々800巡査の実力はあると思われる。
その後、ラスボスとおぼしきオッサンは、純粋な殴り合いで大家夫婦を圧倒するが、ある技で少々不利になったりもするため、2対1である点も考慮して1800巡査。
主人公は最後に彼を圧倒的な力の差をみせつけて倒すので、最終段階で5000巡査は固いと思われる。
流石にドラゴンボールには及ばぬが、一話限りで生じたインフレであると考えれば、おそろしいインフレぶりであり、世界恐慌下の独逸もビックリである。
ちなみに、カンフーハッスルは比較的真面目な活劇であるため、迂闊に笑えない状況もあったりするので、ジャッキーチェンの映画ぐらいには心構えをしておくべきであろう。
SPQEにより承認 書記:総統
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