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ミートホープ元従業員ら 「正直コロッケ」発売へ
食肉偽装事件を起こした「ミートホープ」(北海道苫小牧市)の元従業員らが2008年3月6日、道内産の安全な食材を使い「正直コロッケ」と名付けた商品の製造、販売を4月に始めると発表した。大仁田厚・元参院議員の知人の家族が同社で働いていた縁で、大仁田さんから呼び掛けられたのがきっかけ。元従業員の女性5人が大仁田さんと共同事業を興すことにしたという。 商品は、ビーフコロッケとメンチカツ。協力先の旭川市内の食品会社で製造し、札幌市内のスーパーなどで販売する予定。 ニュースを斜めに見てやまぬ当協会の閲覧者であれば、このニュースにはツッコミどころが満載であるとは思う。 ミートホープに、正直コロッケというネーミングセンスに、大仁田と、大三元とまではいかぬが、三暗刻ぐらいの役はつくであろう。 ともなく、大仁田さえ外せば、胡散臭さは大幅に削減されると思うので、元ミートホープ従業員の皆様におかれましては、状況が状況だけに、大仁田厚だろうが、下仁田葱だろうが、藁をも掴む気持ちであるのは理解できるが、奴とは出来るだけ早く手を切るべきであろう。 さて、余は以前から、ミートホープの偽装技術をこのまま埋もれさせるのは惜しいと考えてきた。 不幸にして、社長の田中稔は、この技術をほとんど私腹を肥やすために用いた。豚や鴨を、牛挽肉に見せかける卓抜した技術をもってはいたが、それは、顧客を騙すためにのみ用いたのである。 だが、よく考えて欲しい。 我々は、本当に、牛肉を求めているのかと。 牛肉っぽい味さえしていれば、特に問題ない場合もあるのではないか。 それを理解した上で、適正な価格で提供されるならば、それも選択肢のうちにはいるのではないだろうか。 日常で食する料理の中で、本当に、牛肉を必要とするものがいくつあるだろう。 ステーキやらハンバーグならともかく、精々、カレーに肉が入ってないのは貧乏臭くてイヤだ、とかせいぜいそんなレベルではないだろうか。 であるならば、国産肉>輸入肉 という並びに、もう一つ加え、国産肉>輸入肉>偽装肉 があってもいいのではないか。 だが、殊、食品というカテゴリに関して言えば、『絶対に偽物』とわかっておる食品には手が伸びにくい。 今や、食うや食わずの生活をしておる日本人などというものは、ほとんどおらぬのである。 気にせぬという者は全く気にせぬであろうが、主婦をやっておる者などには、体面というものがあるだろう。 ということは、やはり、どうしても偽装で売る必要がある。 だが、現状では、そうした行為は違法だ。 誠心誠意嘘をつく、という言葉があると、隆慶一郎が言っていたので、多分、そういう言葉があるのだと思うが、そういう体制で行かねばならない。 そこで、食品表示に関する法令を一部改定することを提案したい。 市場価格よりも、一定以上安い価格設定の食品については、食品表示の義務が無いとするのである。 また、食品表示の義務が無い食品であることを明記する必要があるものとする。 これにより、「安いから偽物かもしれない」が、「本物である可能性も否定できない」という状況を作ることができる。 無論、衛生面から、流石に消費期限の誤魔化しの方は、幾らのものであっても厳しく取り締まる事が肝要であるが、いずれにせよ、売る側は、偽物とは限らないという事で売り、買う側は、俺は偽物を引かないという事で買うわけである。 この、安物はバッタモンでもしょうがない法(仮称)によって、これまで培われてきた偽装技術を無駄にすることなく、生産者、消費者の双方に利益のある新たな流通形態が実現されるのではないだろうか。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2008-03-10 17:32
| 時事、政治
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