カテゴリ
最新のトラックバック
検索
巡回路
以前の記事
その他のジャンル
画像一覧
|
キングダムアンダーファイア:サークルオブドゥームである。
360にも、ガンダム無双やら三国無双5やらは出ておるが、一応、360ならではの無双ゲーとして、ナインティナインナイツというものがあった。 内容的には、ファンタジー無双であったが、操作可能な登場キャラのうち、身勝手で我がままな原理主義者という最低のクソビッチがストーリーのメインを張るという、プレーヤーのやる気をモリモリ減衰させる仕様だったので、余的にはあんまり盛り上がらなかった。 キングダムアンダーファイア:サークルオブドゥーム(以下KUF)は、前作が、無印XBOXでRTSとしてリリースされていたというよく判らないゲームであるが、今作は、一見、無双ゲーライクな見た目とシステムでリリースされた。 ところが、実際にやってみると、意外なことに、これは無双ゲーではなかった。 どっちかと言うと、PSOやPSUの系列に属するものであり、さらに言えばDiablo、Diablo2の系譜ということになるだろう。 そういうわけで、Diablo無双と表現するよりは、無双でDiabloと表現するのが正しいと言える。 アクション性の面では、一見限りなく無双ゲーであるが、4人までのマルチプレイを実現するためか、ジャンプやガードといった無双ゲーには定番の動作は無い。また、ゲージが溜まったらゲージを消費して無敵攻撃を繰り出したりということもできない。 要するに無双ゲーとしてみた場合、かなり制限があると言えるだろう。 ワラワラとやってくる雑魚どもを片っ端から薙ぎ倒す、というような爽快感を求める場合、このゲームは適切ではない。 MOとして見た場合、このゲームは純然たる潜りゲーである。 ランダム生成のダンジョン(実際にはマップは数パターンしかなく、モンスターの配置がランダムのようだ)にひたすら潜り続け、日々アイテムを発掘しては、装備したり眺めたりしてニヤニヤするという、Diablo以来の暗い愉悦を完璧に引き継いでおる。 韓国ゲーだ、と拒否反応を示す向きもあるだろうが、Diabloを愛してやまない韓国ならではの、良ゲーと言ってよいだろう。 どうせなら、PSUを潰してとってかわるぐらいの勢いで、全面対決を狙ってもいいと思うのだが、マイクロソフト日本法人のやる気とセンスの無さには、ガッカリである。 さて、では最後に、キャラを軽く紹介して終わることにする。 実際にやる場合には、あまり参考にならぬかもしれぬがな。 ・セリーヌ エルフ族の王女だか女王だかなんだかである。 通称、エロフ。 由来は、いい尻してるから。あと、防具が何かとエロいから。 遠隔攻撃とアビリティが得意というような事が書いてあるが、近接も優秀であり、とくにレイピア装備時のコンボ中に繰り出す膝蹴りは、正面どころかキャラを中心に全方位に攻撃判定が発生するという、サワムラーも真っ青のキックの鬼。 イメージ通り弓を使っても、強化することによってジャイアントロボの花栄も真っ青のホーミング連射弓と化すが、もっと凶悪なのは投げナイフであり、こちらも強化によって、ナイフが敵に命中するや3倍4倍の数に増殖し、そのうえ貫通したかと思ったら、壁やら床やらで反射して飛び回るという、某メイド長も真っ青の弾幕となる。 ・ケンドール 人間側の総司令官であり、武技はもちろん、人格的にも高潔で人望もあるというリア充である。 通称、鎧マッチョ、あるいは、単に鎧。 移動は遅く、近接が得意とされておるが、遠隔にもいい武器がある。 近接攻撃は、華麗なコンボというよりは、全身をガッチリとプレートアーマーで覆ったその外見のごとく、力任せに殴り飛ばす系の武器ばかりで手数はさほどでもないが、逆に、その方がSP消費の面から有利で扱い易い。 遠隔は、ヘビィボウガンが凶悪な威力を誇り、いかにも発射間隔の長い扱いづらそうな印象で、実際その通りだが、それすらもカバーできる破壊力を持っているという実に男らしいキャラだ。 ・レグナイア 悪い奴だったが改心して、エンカブロサ(このゲームのラスボスである)を倒そうと頑張っていたらしい。 通称、裸マッチョ、あるいは、裸族。 身体能力的には、ケンドールとほぼ同様の近距離パワー型。 大胸筋に絶大なる自信を持っており、どれだけ重厚な鎧を着ようとも、ごついマントをつけようとも、胸や腹の露出度が保たれるよう、入念に計算されている。 近接攻撃では、デフォルト武器でもある両手剣が実にユースフルであり、両手剣に付き易いスキルとして心術というものがあるのだが、これはアビリティ(魔法やら、必殺技の類だと思えばよろしい)を武器をふるごとに発動させられるというバランス崩壊なスキルである。 特に高難易度において登場する、物理攻撃無効の敵の対策として、武器を持ち替えなくていいという利点があり、何かとイージーである。 遠隔では、ガッツも真っ青のハンドキャノンを装備可能であり、何もスキルを付けずとも、高威力と範囲攻撃を保障されておる。 ・ラインハルト バンパイアの王子らしい。 通称、馬鹿。 セリーヌ以上のスピード偏重であり、ラインハルトで遊んだあと、ケンドールやレグナイアを使うと、イライラしてくる者さえあると言われる。 自身のシナリオ進行において、馬鹿っぽい言動を繰り返しまくるために、そのまま馬鹿と呼ばれている。ロンゲのイケメンだが、婦女子に人気があるという話は寡聞にして耳にせぬ。 まあ、婦女子は360などやらぬであろうが。 近接攻撃では、脇差、野太刀、双刀と、とにかく日本刀を振り回すのだが、脇差を扱うにあたってリーチを補うためか、必要以上に飛んだり跳ねたりするため、やや、脇差の人気が低い。 ケンドール、レグナイアに比べ、単発の威力は低いが、手数が多い。 遠隔は遠隔で、手裏剣に鎖鎌と、やはり和風な道具を愛用するが、こちらは形状がなんかおかしいので、韓国人には、そのへんをちゃんとしてもらいたいところである。 基本的には、手裏剣が、エロフの投げナイフに準じる性能だが、スキルの関係上、エロフほど凶悪にはならぬ。 鎖鎌は挙動にクセがあるが、使いこなすとなかなか面白いので、まあ好みで使い分けるのがよかろう。 ・デュエイン 人間側の副司令官であり、武技は程々だが、人格的に問題があって、俗物で人望がないDQN。 通称、じじい、または、ドリル。 比較的軽装なので、ケンドールよりは早く動けるが、短足の上、腹がでており不恰好。 遠隔攻撃が得意とされており、事実その通りであるが、実際には近接が恐ろしく駄目なだけである。 近接武器は、モーションが遅い、踏み込まないのでリーチが短い、威力もそんなでもない、という様々な良くない特徴を持ち合わせているが、唯一、掛け声や動きがコミカルであり、笑いを取りたい人には美味しいキャラである。 遠隔は得意と言うだけあって、精強無比であり、ピストルについては、エロフの投げナイフにも比肩しうる凶悪さに成長するし、初期こそ扱いづらいものの、SPの問題が解決されると、ガドリングガンは凶悪な威力を誇る殺戮兵器と化し、何のゲームだったか忘れがちになる。 他の連中が、陰惨かつシリアスなストーリー展開をするなか、このじじいのみが、ひたすら、女を前に、ライバルと決闘する(しかも合間に下品なギャグやら、卑怯な引っ掛けやらを喋りまくる)だけという、まごう事なきギャグ担当である。 ・キュリアン エロフの恋人だったらしいが、アッパラパーになっておる。 エロフでクリアすると使えるようになるらしい。 詳しい事はよくわからんが、SPの問題が解決すると、槍がヤバいらしい。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2008-01-30 16:59
| ゲーム
|
ファン申請 |
||