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巡回路
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元々日本語ゆえ、無理矢理直訳することも出来ぬ。
さて、『勇者のくせになまいきだ』は、PSPのゲームである。 PSPというと、無闇にポリゴンを使用したがる携帯ゲーム機であるが、このゲームは完全に2Dのドット絵で構成されており、大変に好感が持てる。 ゲーム内容は、というと、破壊神となって、魔王とともに世界征服を目指すというものであるが、具体的には、ダンジョンを掘って攻め込んでくる勇者を撃退する、というものである。 ダンジョンは平面構成であり、階層の概念は無い。 升目の切られたダンジョンを、ツルハシのアイコンで掘っていくことになる。 さて、ここまでの説明だと、『悪代官』シリーズを思い出す者もあるかと思うが、そちらとはちょっとばかり違うゲーム内容である。 まず、破壊神と魔王のコンビであっても、任意の場所に魔物を召喚するなりして配置する事は出来ないということである。 ダンジョンを掘る段階で、養分の溜まったブロックを掘ると、ニジリゴケが発生する。 このモンスターはほとんど戦闘力を持たないが、隣接するブロックの養分を吸い取って、他の場所に吐き出すという行動を繰り返す。 適当に掘って放置しておくだけでは、ただコケがウロウロするだけで終わってしまうが、うまく地形を考えて掘ることにより、養分が蓄積されたブロックが出来る。 コケも出ない状態を第一段階とすると、第二段階で掘るとコケが、第三段階で掘ると虫が、第四段階で掘るとトカゲ男が発生する。 ようするに、まず、ニジリゴケを養殖するのに適した地形を掘らないと、まともな戦闘能力を持つモンスターを配置することさえ満足に出来ないのである。 では、トカゲ男をとりあえず沢山つくれればいいと思うかもしれぬが、世の中そう簡単にはいかぬ。 この三種はそのまま、段階順に捕食関係にあり、虫はコケを食って生きるし、トカゲ男は虫を食って生きるのである。 常に戦闘能力を維持し続けるためには、三種を適正な数に保つ必要がある。 また、養分とは別に魔分というものがあり、これは、初期状態でダンジョンのブロックには含まれていないが、攻めてきた勇者が魔法を使ったり、また、モンスターにやられて死んだりした場合に、周囲のブロックに蓄積される。 魔分の蓄積されたブロックを掘った場合には、第二段階でエレメント、第三段階でリリス、第四段階でドラゴンが発生する。 こちらもまともな戦闘力を持つのは、リリスとドラゴンだけであるが、両方とも飛び道具を使用するため、地形をうまく利用することにより、養分からのモンスターよりも高い効果が期待できる。 ただし、リリスは、エレメントのみならず、コケや虫もガンガン食ってしまうし、ドラゴンに至っては、攻撃範囲に入った者は勇者だろうがモンスターだろうが、ブレスで焼き殺してしまうという大変こまった行動を取る。 強い分、燃費が厳しいのである。 まあ、このように、ダンジョン経営というよりは、ダンジョン生態系の維持をするゲームであると言えるかもしれぬ。 なお、ダンジョンに侵入してきた勇者に、魔王を連れ去られると負けである。 困ったことに、魔王は全くの無抵抗でふんじばられてしまうのだが、負けたら負けたで、魔王から聞ける末期の言葉というか、ボヤキというかも大変面白いので、一通り負けてみるのも面白いかと思う。 ちなみに、難易度は結構高い。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d | 2007-12-10 19:36 | ゲーム
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