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ディスプレイを買い換えた。
IO-DATAの、LCD-TV241XBRである。 実は、先週末に発作的に欲しくなり、12万円ほど銀行から引き出すやポケットに捻じ込んで家電量販店という家電量販店をウロウロしていたのだが、どこも置いてないか品切れであった。 以前にも述べたが、余の買い物理念は「いますぐ無いなら買わない」であるからして、予約だの取り寄せだのということは一切せぬのである。結果的に、入手時期が遅れたとしても、それはそれであり、いますぐ持って帰るというある種のカタルシスこそが、買い物の醍醐味だと思っておる。 そこで、昨夜は、ついにディスプレイ欲しい欲が限界に達したので、仮の仕事が終わるや、寺町に突入し、最低限の会話で購入したというわけである。買い物はシンプルなのがいい。 再現: 「在庫はありますか」 「あります」 「じゃあ、ください」 ところで、このディスプレイは重い。 10kgはある。 10kgといえばどのぐらいかというと、だいたい、弾丸を装填していないアサルトライフル4丁分である。 これを、片手でぶら下げて四条通りを歩いて地下鉄に乗り、しかるのち、JRに乗り換えて自宅まで帰ったわけである。 いくら発作的な行動だったとはいえ、キャリアーぐらいは用意したほうがよかったかなと思わぬでもないが、そもそも、そんなもの用意するなら発作的行動じゃないということでもあるわけで、鶏が先か卵が先かという話である。 まあ、とにかく、今現在、両腕が筋肉痛であるという事実が、余に重くのしかかるのみだ。 それはそれとして、製品レビューらしいことも書いておかねばなるまい。 先週末に、「このディスプレイを買え」という神の啓示を受け取ったのには、いくつか理由がある。 まず、フルHD対応(1920X1200)であること。 次に、テレビチューナー搭載であること。 最後に、多彩な入力端子を持つことである。 フルHD対応であることについては、もはや説明するまでもないことである。 狭いよりは広いほうがよい。今のディスプレイも1280X1024で悪くはないのだが、購入当初にくらべてスゲエいいというわけではない。 また、このサイズでフルHDというのも魅力のひとつである。 すなわち、ブラビアだアクオスだという巨大なテレビの中でも、より巨大な部類(確かフルHDなのは40インチぐらいのモデルからだったはずである)なテレビにしかフルHDが無いのに対し、このディスプレイは、単純に言って、その半分以下のサイズでそれを実現しておる。 多人数で見る、人に見せる、という目的が、まったく欠如した余のような社会不適合者には理想的と言える。 テレビチューナー搭載というのも、利点である。 残念ながら地デジには非対応であるが、4年先の話など知ったことではないので問題はない。 スピーカーつきであり、普通にテレビとして使用可能という点がよい。すなわち、テレビとディスプレイの一本化である。 確かに、ゲームをしながら、そのゲームの情報を調べる、もしくは、PCゲームをしながら、一方でニュースも見る、というようなことが出来るのはテレビとディスプレイが別に存在する利点ではある。 しかしながら、余は既に、サブPCを持っておるため、ゲームをしながらそのゲームの情報を調べることに不足は無く、また、待ち時間の長いPCゲームをしながらのヒマつぶしはyoutubeでも見ていたらよいわけである。 それなら、テレビは早い事処分してしまって、そこへは花でも置いたほうが何かとよかろうという話なわけである。 最後の、多彩な入力端子であるが、これはまったく個人的な理由から便利である。 余の部屋では、PCとPS2とXBOX360が現に稼動しており、色々とごちゃごちゃしておる。 しかし、このディスプレイであれば、PCはDVI-Dに、360はd-subに、PS2はS端子に挿せばそれで問題ないわけである。 さらに言えば、これら三点に加え、リモコンで電源投入から何からの全ての操作が可能であることも大きい。 今まで使用していた三菱の17インチ液晶には、性能的な不満はないものの、使い勝手の面での不満があった。 それは、最適解像度でないと警告を表示してくるのと、d-subとDVI-Dを同時に使用している場合の切り替えが、ほとんど自動認識に頼らざるをえないことである。 最適解像度の問題は、PCでゲームをやる場合に少々うざったい。 具体的には東方シリーズである。 ちなみに、上海アリス幻樂団の東方シリーズと、東方千年帝国協会は何の関係もないが、曲なら「もう歌しか聞こえない」と「U.N.オーエンは彼女なのか?」、キャラならゆかりんが好きである。 話を戻すと、だいたいゲームを起動して自機選択をし、敵が飛んできたあたりから警告が表示され、画面の真ん中を占拠してしまうわけだ。 だいたい、1面の中ボスが出てくるあたりまでそのままである。 d-subとDVI-Dを同時に使用しているのは、余ぐらいかと思うが、これは、PCとXBOX360を接続していたためである。 切り替えも出来ぬことはないのだが、いちいちあのユーザーインターフェースをまじめに考えたとは到底思えない、ディスプレーの操作ボタンを触るのは億劫である。 その点、今回のディスプレイは、リモコンから、ボタン操作を1回か2回で、どの入力にでも切り替えられる。 テレビを見るんで、画像の調整はソフトめにしたいとか、PCやるんでちょっとシャープめに、とかも、モード切替でボタン一発である。 そんなようなわけで、割合、至れり尽くせりな按配のLCD-TV241XBRであるが、重さが10kgなのは、いろいろ考慮しておいたほうがよい。 間違っても、遠方から持って帰ろうと思わぬことである。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2007-02-09 12:24
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