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我らがデス市長の執念も届かず、郵政民営化法案は否決され、衆議院は解散総選挙と相成った次第。
さて、余は昔から自民党支持者であり、かつ、デス市長を愛してやまぬため、今度の選挙では当然ながら自民党公認候補に投票するわけであるが、まあ、正直なところ、これまでの選挙はつまらんというか盛り上がらぬというか、余の一票が政治になんらかの影響を与えましたよ的なヨロコビに欠けるところがあったわけである。 それは、ようするに、日本の選挙というものが、今後の日本の行く末を決める政策に対する投票ではなく、よさそうなおっさんを国会に送り込む、ようするに、ナイスガイ選出のためのものだからである。 このおっさんはナイスガイだから、きっとよい政策を打ち出してくれるに相違ないと信じて投票するわけであり、そのおっさんが「この空前の大不況を乗り切る為に、構造改革に邁進して参りたいと思います」と言ったその口で、「でも道路公団は要るに決まってんじゃん」と言ったって、そのような細かいことは気にしないのである。 なにしろ、ナイスガイの言う事であるから、我々市民の考えの及ばぬ深慮遠謀をもっておるに違いないからだ。 ところが、今回の選挙においては、なにしろ、「郵政民営化法案が通らなかったので解散」とデス市長もはっきり言っておるため、極端な話、自民党公認に一票投じて郵政民営化法案を通すか、はたまた、嫌なので他の奴にするかという大変にわかりやすい構図である。 これだけ政策が前面に出てきたのは、例の消費税選挙ぐらいなものであろう。しかも、土井や村山は、結局、消費税をそのままにしたが、デス市長はなにしろやる気である。 無論、これには、デス市長の腹黒い目論見もある。この選挙を、郵政民営化だけで戦えるなら、なんとなく民営化した方がいいと思っておるだけの者も含めれば、圧倒的に優勢となるからだ。この期に反対派を追い出して、かつ、選挙に勝てればウハウハである。 いずれにせよ、今度の選挙は、投票次第で、大量の小役人どもの首を切ったり切らなかったりできるのである。 これは楽しいことだ。 選挙には、もっとこのような直接的なヨロコビが必要なのではないか。 ヨロコビに満ちた選挙ポスター(想像図) SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2005-08-09 12:45
| 時事、政治
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