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政治と金の問題は、いつの世も避けることは出来ない。
共産主義体制や、専制政治の元で問題にならぬのは、為政者は金どころか人民の生命まで好きにしてよいからである。 とはいえ、このような問題を放置しては政治不信を増大させ、近隣諸国の不安定工作などにつけいる隙を与えることになってしまう。このような問題は、根絶するに越したことはない。 政治と金の問題は、人間誰しも持つ欲が問題なのである。 金が欲しいとか、高級車乗りたいとか、美人のおねえちゃんと遊びたいとかいう欲求は、人間誰しも持っておるのである。欲求の度合いの違いこそあれ、まるで持たないということはまずない。 そういったようなわけで、金を渡して便宜をはかってもらうというのは陳腐だが、わかりやすい頼みごとの仕方なのである。 また、政治と金の問題のほかに、現在の日本が抱える問題には、有権者の、特に若者の政治への無関心がある。 これを「最近の若い者はなっとらん」という論調で語るジジイなども多いが、余が思うに、別に投票に行くという行為がさほど重要だと思っていないだけのことである。一票の格差だとか、組織票だとかでうんぬんかんぬんと「選挙はダメです。なっとらんです」と盛んに報道しておいて、選挙行けと言われても行くわけがないのである。 そも、長らく政権与党にある自民党が致命的な失敗をしておらぬ上に、対抗馬となるべき民主党はなんか党首がお遍路へ行ったり、ジャスコ岡田だったりで、似たり寄ったりの胡散臭さであるのも関係はあるだろう。 こうした問題を解決するために、余および元老院議員は、以下のような政治改革案を提出するものである。 1.選挙区制度の廃止 選挙区制度は、地元の議員を応援するだとか、地方の意見を吸い上げるなどという目的はあるものの、実際のところ、地方への利益誘導をする議員が勝つということになりがちであり、これらは、無駄な公共工事などの原因ともなりかねぬため廃止する。 各党は、衆議院選挙なら衆議院の、参議院選挙なら参議院の議員定数の候補者を擁し、全国同時に選挙戦を争う。 2.物理的手段での選挙活動禁止 人を動かせば金が動くものである。 選挙カーに乗って大声で支持を訴えながら道路を低速で走行するのは、近所迷惑であり、交通の妨げにもなる上、地球にも優しくないため禁止とする。 また、1によって全国同時の選挙戦であるため、人口の多い都市部にこのような活動が集中することが考えられ、迷惑度が増すものと推測される。 選挙活動は、インターネット上及び、テレビでの放送などに限定する。 3.実在の人間の立候補禁止 小沢一郎ぐらい、見るからに悪党面のナイスガイがしゃべっておると、余などは無闇にワクワクするのであるが、世の中そういう人間ばかりでもない。 大抵は、用もないのにしなびたジジイや脂ぎった中年のツラなど見たくもないものである。 各党は、選挙戦にあたり、詳細な公約を掲げそれのみをもって選挙戦を戦う。かつての消費税選挙の際、自民党議員が「上の人に頼んで消費税をやめてもらいますから」と声を枯らして選挙運動をしていたが、そんなようなバカげた真似は一切禁止である。 しかし、議席はあるし、議員がいないと格好がつかぬ。 そこで、各党から立候補する候補者は、実在しないキャラクターとする。 キャラクターの創出にあたっては、広くアニメ業界、出版界などの、いわゆるコンテンツ事業の協力が不可欠であるため、今後日本の産業として有望な存在であるこれらの事業の発展にも繋がる。 また、これらのキャラクターは実在しないので収賄などをすることがなく、政治と金の問題はおのずと解決するであろう。(ただし、そういうキャラ設定の場合、逆に不可避である) 選挙ポスターの例(電子のファシスト、なち13歳が立候補した場合) SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2005-02-22 12:50
| 時事、政治
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