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巡回路
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村人ハザードから、修道士ハザードを経て、軍人ハザードとなった今作も、余の「ともかくブチ殺したい」という暗い情念によって一応クリアにまでたどり着いた。
ノーマルでのゲームバランスは絶妙であり、余としては『デッドリーだが難しくはない』という評価である。 ともかく、レオンが即死する場面がムービーシーンにも大変多く、また、連れのアシュリーが貧弱なため、うっかり投石器から発射される火の玉に当たる、などというような明らかに致命的なミスの他に、壷を割ろうと思って方向転換直後にナイフを振ったらアシュリーに当たる、とか、そんなようなことでもあっさり終わってしまうのである。 これらが、既存のバイオハザードシリーズで起きたならば、余は発狂してディスクを二つにへし折り、山海堂でモーニングスターを買ってカプコン本社に「今月号、今月号」と呟きながら殴り込みをかけるところである。 そのようにならなかったのは、ほとんどの場合、リスタートが直前からであるという事と、やりなおす事によるデメリットのなさであろう。 ボス戦においても、そのあたりの事情は同様であり、まあ、2、3回は死ぬが、殺されるパターンさえつかんでしまえば、あとはそうならぬよう手を打つだけである。 ところで、クラウザーであるが、あのバカたれはサブマシンガンとナイフと高速移動を駆使して襲い掛かってくるので、大変苦労したのであるが、変身して腕を変な刃物風に変えて本気バトルになったとたんに、まるで雑魚になってしまうのはどういうことだろう。なんていうか、足元がお留守である。 余は、サドラーが明白にサラザールより弱かったことよりも、そちらの方が気になって仕方がない。 ひょっとしてバカなんだろうか。 そんなバカにコインの裏表だと言われたレオンも、かなりバカなのかもしれぬ。 まあ、いつまでもエイダにいいように利用されたりしているところからして、バカの香りはプンプンするわけであるが、とはいえ、2の時も今回も、エイダが最後に投げるロケットランチャーがないことにはレオンは困るわけであり、これはこれで、依存関係にあるのかもしれぬ。 目の前に、若くて胸が大きく実家が金持ちな娘がいてなびきそうなのに、根性悪で年増の住所不定職業スパイのことが忘れられないレオン(そのくせ、ハニガンは口説く)は生涯女で苦労しつづけるに違いない。 しかしながら、思い起こせば、このレオンという男がバイオハザード2の主人公になれたのも、着任初日に大遅刻をしでかした為である。 というのも、アウトブレイク2の警察署ステージクリア後のムービーには、脱出するアウトブレイク2の主人公たちとすれ違うように、猛スピードで警察署へ向かうパトカーが登場するからであり、これが、バイオハザード2のオープニングとクロスオーバーしているというのが一般的な説である(ただし、余は異論がある)ため、順調に到着した場合、レオンはラクーン市警の最後の抵抗活動に参加することになり、となれば、クレア登場時にはとっくに死んでいる可能性が高いわけで、遅刻がなければ主人公にもなれず、アウトブレイク2の端役で終わりである。 そして、他でもない、その遅刻理由というのが、ラクーンに着任するにあたって、元住んでいた町で作った彼女と別れる別れないという話でちょっとした修羅場になった為であるから、彼の今の地位も、女で苦労した為であると言える。 まあ、もっとこじれてラクーン市に行かなければ、平和な生活を満喫できたのかもしれぬが、そのへんが「なける」ところであろう。 彼は女で苦労することによって、危機を乗り切る能力に長けた男だったのだ。 もっとも、当人はそんな能力いらねえと言うであろうが、男前が普通にモテてそのうえ活躍するような話は、初期ジェームズ・ボンドなのであって、今日日流行んねえんだよ、ボケが、といったところであろう。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2005-02-07 21:44
| ゲーム
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