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血反吐を吐くまでマルガリータを飲みたいと思ったので、ジューサーを探すことにした。
ちなみに、マルガリータというのは、テキーラ1/2、ホワイトキュラソー1/4、ライム(レモン)果汁1/4で作るカクテルのことであり、果汁を絞る必要がある。 さて、ジューサーと聞いて、何を連想するかで、だいたい年齢と出自の想像がついたりするのだが、現在のところ、何の説明もなしにジューサーと聞くと、大抵の者は、でっかいジョッキの底に、回転式の刃物をとりつけたような、あの機械を思い出すのではないかと思う。 余の場合、この機械は、ミキサーと呼ぶ。 ジューサーミキサーなどと製品名がついおる事があるように、ミキサーとジューサーはあまり明確に区別せぬのが一般的な認識のようであるが、余の場合は、この二つは全く別のものである。 余がジューサーと聞いて思い出すのは、絞るタイプのアレである。 言葉であの形状を伝えるのは難しいが、あえて説明するなら、井戸の手押しポンプみたいな形のやつ、ということになるだろうか。 まあ、適当に調べてみるとよい。 googleで検索するなら、「ジューサー」と「手絞り」とかで検索して出てきた画像を、10倍ぐらい野暮ったくして、安い鋳造アルミで作ったようなのが、余の中でのジューサーの姿である。 この種のジューサーは、果実を挟んで、梃子の原理を利用しつつも肉の力で絞り上げるという単純極まる仕組みであり、当然、動力源も不要であるから、今回のように、血反吐を吐くまでマルガリータを飲みたいと思わぬときは、適当に洗って仕舞っておけば場所もとらぬし、メンテナンスにも手がかからぬだろうから、余に向いておると思ったのである。 ところが、手絞りだの圧搾式だのという単語をつけて検索すると、出てくるのは、なぜか簡易な家庭用調理器具を販売するサイトではなく、胡散臭い健康器具サイトばかりである。 栄養を破壊しないだとかなんとかと謳って、バカみたいに高い値段で提供しておるのが大半であり、なんだか、余は急に老け込んだような気がしてならぬ。 機能的には、余の記憶にある、ダサくて野暮ったいあれで十二分なのであり、あれはせいぜい1000円かそこらしかしないはずである。 にわかに、自分が老け込んだような気分に襲われたので、今日は、普通のレモン絞りで力の限りライム果汁を絞り出して、浴びるほどマルガリータを飲んで寝ようと思う。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2009-10-20 20:25
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