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バイオハザード5である。
余は仮の仕事がプログラマなので、技術文書的に結論から書くと、これは良質なバイオ4の続編である。 操作性については、物を知らんメリケンどもから不満が出たようだが、何のことはない、ただバイオハザード4を引き継いだだけである。 アメリカでのセールスで苦労するかもしれぬが、バイオ4からのファンはスムーズに遊べるであろう。 加山雄三も、鈴木史朗も安心である。 ストーリー的にも4との繋がりが強く、今度の敵も、ウィルスでゾンビになった人じゃなくて、寄生虫にやられて凶暴化した人達である。 アンブレラが無茶をしでかしたせいで、大手製薬会社の中の人々は「やべえ、ウチにもとばっちりが来るかも」と疑心暗鬼になり、「ウチはクリーンっすよ、なにもやってねえですよ。ホラもう、自主的に、生物兵器の駆除だってしちゃうもんね」と金を出し合って対生物兵器を専門とする準軍事組織を作ったのである。 で、クリスは、豊富な経験を買われたのか、そこで働くようになり、今度は、なんかアフリカがきな臭いんで行ってみたら大変なことになってた、という感じであるな。 しかし、いくら金があっても、パラミリタリーを編成して持っていて、しかも、いくらアフリカの僻地とはいえ、独自の判断で他国にそれを派遣するのをアメリカなりなんなりが許すかどうかというのは甚だ疑問である。 多分、4で娘を誘拐された大統領が、「あんな危ないものを許してはいかん」とばかりに、後先考えずに許可したのを今になって取り消せとも言えないのであろう。 とはいえ、後ろ暗いところがあるからこそ、大金を投じてこういうことをしている可能性もあり、ゲーム終盤の展開には期待がかかるところであるな。 さて、ゲーム内容的に言うと、やはり、バイオハザード4と同様、敵を殺して奪い取った金銀財宝を売り払って、手持ちの武器を改造していくのが基本的な進め方である。 戦い方も、省エネスタイルで行こうと思えば、やはり、足を撃ってダウンさせてキックという懐かしいやり方がもっとも効率的だ。 同じで安心、という話ばかりでなく新要素の方も話さねばなるまい。 まず、アイテムの持ち運びが、4のアタッシュケース方式から、泣いても笑っても9個だけ、という1~3に近いシステムとなった。 いかに整然とアタッシュケースを整理するかに執念を燃やしていた整頓マニアの方には少々残念な知らせである。 これは、単に難易度を上げるために制限を厳しくした、というだけでなく、アイテム/装備選択のリアルタイム化を企図したものである。 というのは、これまでのバイオハザードシリーズであれば、武器の持ち替えやアイテムの組み合わせなどは、ポーズした後のメニュー画面でやるのが常だったのであるが、5では、ポーズ画面からそうした操作は行えず、リアルタイムにアイテムをいじる必要があるのである。 要するに、これまでのように、敵の目の前で暢気にハーブ調合したりは出来ないのだ。 まあ、オンライン対応のための措置であろう。 次に、シングルモードの戦闘能力を持った相棒の存在である。 4の時の大統領の娘が、胸とか尻を鑑賞する以外にはまるで役に立たなかったのに不満が多かったのか、今回は、ちゃんと相棒も戦うようになっておる。 しかも、相棒もクリスと同様に武器を装備可能であるし、AIもそれなりに賢くて戦闘力も問題ない。特にボス戦での性能はちょっとおかしい。クリス要らない。 しかしながら、いいこと尽くめではなく、相棒も自分同様に弾薬を消費するし、体力も減るし、相棒に使わせる武器も拾って渡すか、買って渡すか、とにかく、ほっといたら勝手に強くなるようなものではないのである。 序盤は、素直にゲームを進めておると自分も相棒もハンドガンをメインで使うため、ある意味弾の取り合いのようなことになってしまう。 MP5あたりを拾ったら、相棒にはそれを渡してハンドガンは取り上げてしまう、もしくはその逆をしたりするとよいかもしれぬ。 基本的に、初代の頃ほど、弾でひどく困ることはないのだが、自分と相棒は同じ系統の武器を使わぬようにせぬと、流石に足りなくなる。 まあ、そんなような感じで、余はしばらくアフリカでマジニ(今回のゾンビ風な人々の名称)と戯れてこようかと思う。 そういやFarcry2からアフリカ続きであるな。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2009-03-08 20:23
| ゲーム
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