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思いの他、羅列形式が楽だったので、引き続き、柳生の野望を書いていきたい。
・義輝が斬首された(した)ので、足利"お手紙将軍"義昭が後を継ぐ。 ・とはいえ、義輝が死んだのは偶発事故みたいなもので、兵士の損耗はそれほどでもなく、山城(京都)には相変わらず攻め込むほどの隙はない。 ・脳内柳生会議を招集。特別ゲストに松永久秀。 ・「親父も含めて脳筋ばっかりなんで、ぶっちゃけ松永と俺の話だけでいいんじゃね?」「うわ、言い切りやがった」「そのように本当の事ばかり言われると、流石のワシも堪忍袋の緒が切れる」「ジジイ、否定しろよ」 ・会議の結果、もはや徳川の脅威は否定しようもなく高まっており、さっさと山城、摂津を潰して大和をフリーハンドにせねばならぬとの結論に達した。 ・難易度上級で近畿の大名を選んだ場合、このあたりが正念場である。多少、戦に勝ったところで、安全な後背地を作りにくいので、戦における数的優位を確保できぬ。 ・とりあえず、山城から片付けることにする。 ・大和の兵は徳川が怖いので動かせない。動かすなら南近江であるが、同盟中の斎藤(美濃)はともかく、北近江の浅井が怖い。 ・とはいえ、逆に言えば浅井しか問題がないということでもあり、スタート時の大和がどれだけ罰ゲームであるかわかっていただけるかと思う。 ・実は、一勢力だけならどうにでもなる方法があるので、南近江をほとんど空にして山城に出陣。左近、久秀、宗矩の暗黒計略団と、氏郷、十兵衛、石舟斎のズンバラリ団の2部隊を編成。総勢25000である。 ・案の定、浅井が動く。 ・が、すかさず、元大名の筒井さんが、浅井へ停戦の申し入れ。 ・通常、こんな虫のいい話は通らぬのだが、革新ルールでは、時々物売りにやってくる坊主が滞在中は、坊主の仲介で必ず交渉成立である。 ・そういうわけで、誰の邪魔も入らず、京の都は火の海に。 ・流石に、宗矩さんをエセ剣豪呼ばわりする者はおらず、全員が斬首を免れる。 ・「ほう、経験が生きたな」「見事な保身だと感心するが、どこもおかしくない」 ・ここでもう一回坊主が来ると、大和から摂津に攻め込んで、徳川と坊主停戦という手があるのだが、残念ながら来なかった。 ・「坊主だのみの戦略とかおかしくね?」「うるせー! これが剣禅一如だ!」「すごくツッコミたいけど、言い出した本人がそう言うんじゃなぁ」 ・足利の家臣は、高家関連の人が多く、柳生家とは相性がよくないので、政治と智謀で使える義昭本人以外は、ほとんど解放する。 ・「本当にいいんですか斬らなくて?」「活人剣的には、1人斬る事によって、万人のためにならないと駄目だ」「テルは?」「俺をエセ剣豪呼ばわりするような奴は人間と認めん」「流石の俺もそれは引くわ」 ・後の「柳生にあらずんば人にあらず」である。 ・とはいえ、早々に摂津をどうにかせねばならんので、4ヶ国から3000づつ抽出して、摂津の堺港に出撃。港は、城より柔らかいので、建造物を壊すのが得意な足軽にとってはカモである。 ・立地の関係から、AIは摂津の本城にはほとんど兵を置かず、港にほぼ全軍を置くため、城の方は、ほとんど鎧袖一触で落ちる。 ・「フフフ、予想通り、四国で明智と戦っておるために、主力をこちらへ戻せなかったようだな」「さすが、宗矩様。見事な火事場泥棒ぶりに御座います」「こやつめ!ハハハ」「ハハハ」 ・宗矩、久秀の脳内腹黒トークを楽しんでいたら、徳川が来襲。 ・「おのれ、家康! 卑劣な真似を!」「来月にはこっちから攻める気だったんでしょうに」「俺が卑劣なのはいい! だが、他人が俺に卑劣な真似をするのは許さん!」「もう少し言い繕おうとしろよ。せめて曹操ぐらいに」 ・だが、家康は知らなかった。先の三好攻めで、松永久秀のリミッターが解除されていることを。 ・「で、何の封印がとけられたんだ?」「計略の『同士討ち』です」「使うとどうなんの?」「範囲内の敵部隊におよそ1000人ぐらいずつの被害が出て、その上、動揺状態になります」「生半可な策士には真似できない計略だな」「それほどでもない」 ・計略にかからぬためには、智謀の高い武将を部隊に入れておく必要がある。ほとんどの場合、久秀や三太夫を部隊に加えていたのはそのためである。 ・同士討ちが厄介なのは、範囲内の部隊のどれか一つでもかかってしまうと、周囲を巻き添えにすることであり、中盤以降、脳筋だけの部隊を一つでも作るのは自殺行為である。 ・総数で勝る徳川であるが、松永の同士討ちが炸裂するや崩れ始める。 ・と、その時、徳川の配下になっていた剣豪大名北畠さんが、空気を読まずに宗矩さんをエセ剣豪呼ばわり。 ・「なあ宗矩」「なんですか父上」「殺る?」「殺る」「お前、剣豪王国を作るとか言ってなかったっけ?」「父上、それがしは考えを改めました。全ての剣豪を柳生新陰流の下に集めるのではなく、天下の剣豪を柳生新陰流だけにするのです」「どう違うんだ」「ようするに、生きていていい剣豪は柳生一族だけということでござる! それ久秀!ひと揉みに揉み潰せ!」「ヒャッハー!」 ・革新ではボロボロにやられても、とりあえず全滅せずに城まで逃げ込めば、被害の何割かは死んだのではなく、負傷兵になっているという設定なので、いずれ兵力は回復する。 ・しかし、今回、徳川は、半数以上の部隊が全滅したため、立て直しはほぼ無理となってしまった。 ・もちろん、スイッチが入った我らが宗矩さんは、その僅かな回復すらも許さぬべく、迎撃に出した部隊をそのまま伊勢に差し向けて占領した。 ・「あれ、なんか徳川が滅亡したとか出たぞ」「あー、矩さん、伊勢の港は織田が占領してるし、三河は今川が占領してる」「同盟国の領地は通過できるからって無理してんなぁ」 ・というわけで、徳川家は滅亡した。我らが脳内宗矩さんは、満面の笑みを浮かべて北畠具教を斬首。あと、家康もついでに斬首。 ・「父上、家康は斬らずともよかったのでは?」「能力的にはそういう設定ないけど、奥山休賀斎に習ってるのを思い出した」「奥山も、一応、新陰流ですよ」「天下に剣術は柳生新陰流のみ!」「家光は一刀流もやってたと思いますけど」「あいつはヘボいからいいよ」 ・宗矩さんの戦いはまだこれからだ! 脳内宗矩さんに任せていると、どんどん斬る方向に進んでいって困る。 SPQEにより承認 書記:総統
by soutou_d
| 2009-01-27 14:23
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